本日は先進医療フォーラムに行って来ました。
癌治療、再生医療、放射線治療など最先端の医療技術の現状と今後の課題について、第一線でご活躍の先生方よりためになるお話を伺うことができました。
なかでも私の関心が高かったのは「生殖医療」について。
慶應義塾大学医学部産婦人科教授でいらっしゃる吉村泰典先生のご講演。
生殖医療の話は難しいですが、わたしのメモから抜粋したのをまとめました。

各分野で先進医療が発達しているが、特に生殖医療は20世紀後半から21世紀まで革命的な進歩を遂げた。1978年にイギリスにて体外受精による子供が誕生した。
1983年には東北大学の鈴木雅州先生が国内で初めて成功。(鈴木先生は不妊治療で全国的に有名な宮城県岩沼市のスズキ病院の創設者でもあります)
少子高齢化、妊婦の高齢化に伴い、年々需要は高まっている。
日本においては、体外受精での不妊治療が可能な施設として約600施設が登録されている。この数は世界でトップ。
体外受精で生まれる子供は1999年には総出生児の1%であったが、2007年には1.8%(1人/55人の割合)、10年後には1人/30人へ増加するといわれている。
他国はどうか。デンマークは総出生児の3.7%、アイスランドは3.8%と高いようだ。
体外受精の問題点は、多胎(3つ子、4つ子など)で、母子共に高リスクとなるからだという。また遺伝子欠損、染色体異常、先天奇形など。着床前遺伝子診断というものがあるが、倫理上の問題より賛否両論だという。
医療技術の進歩で、わが子を抱ける親が増えたのは大変喜ばしいことだと思う。
特に女性にとって、愛する人のこどもを身ごもり、産み、育てることは人生最大の喜びになる(と思う…まだ産んだことないけど)
ところがどっこい、医療の進歩は様々な問題を生んだ。
第三者の介入である。子供を欲する両親の卵子、精子そのものだけでなく、提供者の卵子・精子、または子宮の登場。いわゆる精子バンクや代理母ですね。
子宮を持つ女性なら年齢問わず代理母になれる。自分の母親に出産してもらった人もいた気が!
しかし日本では原則、代理出産が禁止されているため、他国の女性に代理母になってもらうしかない。その場合の費用は2000万円を超えるという。それくらいの費用をかけられる人しか選択できないのだ。
つづく
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